洗濯機のかさ上げ台として人気の「ふんばるマン」と「ふんばるゾウ」は、それぞれ異なる特徴を持っています。
どちらも洗濯機のかさ上げ台として優れた機能を持っていますが、その違いを簡単に言うと、ふんばるマンは、洗濯機の振動軽減に特化した構造を持ち、ふんばるゾウは、高さ調整機能と幅広い家具への適用性で人気を集めています。
ここでは、両商品の特徴と違いをさらに詳しく解説します。
ふんばるマンの特徴
ふんばるマンは、空調設備などを製造販売している、因幡電工が販売しているもので、業務用の空調設備などのノウハウが生かされたかさ上げ台です。
形は三角形で、内部がたくさんの柱があり、それにより、騒音や振動を軽減するという、独自の構造となっています。
地面と接する部分は、振動を軽減するような柔らかい素材になっています。
- 構造: 独自の内部構造(柱状構造)を持ち、洗濯機の振動に合わせて動くことで、振動の伝達を軽減します。
- 用途: 洗濯機の振動軽減に特化しています。
- 材質: 本体はポリプロピレン、滑り止めシートはエステルマーでできています。
- 耐荷重: 300kg(4個使用時は1個あたり73kg)。
- 高さ:6.2cm
ふんばるゾウの特徴
ふんばるゾウは、Nextup という会社が i House all というブランドで販売しているかさ上げ台です。
形状は六角形です。中は空洞になっています。地面と接する部分は、滑り止めの柔らかめの素材が使われています。
- 用途: 幅広い家具の高さ調整に利用できます。
- 高さ調整: DEWELの防振ゴムは、9cmの高さ調整が可能で、洗濯機だけでなく、冷蔵庫やソファ、テーブル、こたつ、ベッドの高さを上げるのにも適しています。
- 人気度: Instagramで話題となり、楽天市場でデザイン登録出願中の商品です。
- セット内容: 4個入り1セットで提供されています。
- 耐荷重:200kg
- 高さ:6.2cm
比較表
項目 | ふんばるマン | ふんばるゾウ |
---|---|---|
耐荷重 | 300kg | 200kg |
価格 | 約1,335円 | 1780円 |
構造 | 中が独自の柱状になっていて、振動を抑える効果が高い 接地面は柔らかいクッション構造 | 中は空洞で、接地面は柔らかいクッション構造 |
使用感 | 独自効果によって、本体だけで振動を抑える効果が高いようである。 形状が三角形なので、収まりがいい。 形状的に少々不安が残る。 | 六角形なので、安定感が高い。 安定感がある分、若干スペースを取る。 振動を抑える効果が若干低いものの、厚手のマットを挟むなどの対策をする人が多い。 |
高さ | 6.2cm | 6.2cm |
ふんばるマンのおすすめ対象者
- 振動を抑えることを重視している人
中が独自の柱状構造になっているので、振動吸収効果は抜群です。
振動を抑えることを重視したい人は、ふんばるマンがおすすめです - 床周りがスッキリしているのが好みの人。
形状が三角なので、洗濯機の下を掃除するとき、じゃまになりにくいです。
ふんばるゾウのおすすめ対象者
- 安定感を求めている人
ふんばるゾウは形状が六角形なので安定感は抜群です。
六角形の形状は、ゴムマットなども挟みやすいので、振動が気になる場合は、ゴムマットなどを併用するといいでしょう。 - ドラム式洗濯機の人
ドラム式洗濯機は、重いものが多く、また揺れが激しい場合も多いので、より安定感の高い、ふんばるゾウが向いているでしょう。
まとめ
ふんばるマンは、本体単体での振動吸収効果が高いですが、その分、デメリットとして安定感には不安が残ります。
ふんばるゾウは安定感抜群ですが、振動が気になる場合はゴムマットなどを併用します。ただデメリットとして、その際、ゴムマットの分、さらに嵩上げの高さが高くなってしまうことに要注意です。
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