ドライブレコーダーでは、衝撃録画機能がついたものは最近増えてきましたが、動体検知のあるものは、まだ少ないのが現状です。
その中でも、360度録画できて、動体検知での録画ができるものを紹介します。
衝撃感知での録画だと、車に衝撃が発生しない車へのいたずらを撮り逃してしまいます。
そうした方向けに、ここでは、動作感知機能で、車に近づいてきただけで録画が監視できるドライブレコーダーを2つ紹介します。
セルスター CS-363FH
360度のカメラ性能について
セルスターCS-363FHの360度カメラは、非常に高性能で高機能です。
前方の180度にプラスして左右を録画するカメラがついているので、左右の映像の歪みが少なくなっています。
さらに後ろのカメラは3つのパターンから選ぶことができます。1つは車内カメラ、2つ目は別売りカメラ、3つ目はすでに車に内蔵されているカメラを流用するパターンです。
1つ目の車内カメラは、車内を録画する専用のものなので、外の映像は小さくなってしまうのと、死界がおおいのが欠点です。それが気になる場合は、2つ目のパターンである、別売りのリアカメラを購入することです。これであれば、リアガラスにそう略することで、よりリアをはっきり写すことができます。3つ目は、あらかじめ自動車に内蔵されているリアカメラがある場合、そのカメラとこのセルスター CS-363FHをつなげることができます。
今発売されているドライブレコーダーの中で、こうしたカメラ機能が充実しているのは、セルスターだけです。
動体検知機能について
動体検知もついていて、カメラをパーキングモードにすることで、自動的に動体検知を起動させることができます。動体検知以外にも、常時(常に録画)、イベント(衝撃)の組み合わせによる設定が可能。駐車中の車上荒らしやイタズラをしっかりと監視・記録します。
ユピテル marumie Q-32R
360度カメラの性能について
カメラはフロントとリアカメラがセットになっています。フロントカメラだけでも前方だけでなく、左右と後ろも録画できるようになっています。後ろは車内カメラ兼用となるため、死界が多くなってしまいますが、リア専用のカメラもあるので、後ろの車外もバッチリ録画することができます。
動作検知機能について
駐車監視機能がついていて、駐車をすると操作必要なしで自動的に駐車監視機能に移行します。
このユピテルの動体検知モードは、映像の変化から人や車など動体を検知した時のみイベント記録を行います。人通りの少ない場所での駐車時に、必要な部分だけ効率的に記録できます。検知はフロント・リア両方で行い、車両の全周囲をカバーします。
また特筆すべきは、さらに高性能な動体検知機能となる「接近検知マイクロ波センサー」に対応しています。別売りになりますが、このマイクロ波センサーを追加することで、マイクロ波で車両周辺を監視。車両に近づく不審な動きを検出します。監視中はドライブレコーダーは省電力モード状態で待機。不審な動きを検知したときのみ起動・記録を行うので従来の動体検知に比べバッテリー負荷を約98%低減を実現しています。
まとめ
ここでは2つのドライブレコーダー、一つはセルスターのもので、もう一つはユピテルのものを紹介しました。
セルスターのものは、リア専用のカメラを別途購入する必要がありますが、もし車にバックカメラがついている場合、そのカメラをリアのカメラとして使うことができるという機能があります。
ユピテルは、リアカメラもあらかじめセットされていて、動体検知もできますが、さらに高性能な動体検知を使用したい場合は、マイクロ波センサーを別途購入することで、機能を実現できます。
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